「社会福祉法人 愛光会」は熊本市北区で様々な介護サービスを提供しています。
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5月の郷土料理は高知県でした。
献立は「四万十ポーク丼、ぐる煮、すまし汁、いもべらあずき」です。
四万十町では、「四万十ポークどんぶり街道」と銘打ち、地域で育てたブランド豚「四万十ポーク」を使用した様々な豚丼を町内各地の飲食店で提供しています。丼には、四万十ポークのバラ肉とモモ肉を使用しているので、両方の美味しさが味わえます。味の決め手は、醤油ベースの甘辛ダレ!お肉の旨みと相まって、ヤミツキになる美味しさです。。 ぐる煮の「ぐる」とは一緒とか、集まり・仲間といった土佐(高知県)の方言です。色々な材料をたくさん集めて煮こむ料理なのでこの名前がつけられました。もともとは仏様のお供えものとして「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」の6文字にちなんで6種類の材料で、作っていました。昔は「だし」にも生ぐさいものを使用しませんでしたが、いつの間にか材料がふえ「ぐる 煮」となりました。いもべらあずきは冬の味覚として親しまれている「干しいも」のことを「へら」と呼んでいる。また、さつまいもを丸のまま何時間もじっくりと煮たあとに、そのまま干し、周りが乾いてきたら輪切りにし、さらに干したものを「ゆでべら」や「煮べら」と呼んでいます。「いもべらあずき」とは、ゆでべらと小豆を甘く煮た伊野町の郷土菓子です。
今月の郷土料理は埼玉県です。
献立は「かてめし、ソース焼きうどん、味噌ポテト、煮ぼうとう、フルーツ」です。
かてめしは秩父地方を中心に埼玉県の郷土料理として定着しています。(特に米の生産量が比較的少ない地域で、ご飯の量を増やすために具材を加えたことからできた料理だそうです。ソース焼きうどんは鳩ヶ谷に1935年(昭和10年)からあるブルドックソース(株)鳩ヶ谷工場と共同開発した「鳩ヶ谷焼きうどんソース」と生産量が全国第2位を誇る「埼玉のうどん」をコラボさせたのが「鳩ヶ谷ソース焼きうどん」です。味噌ポテトは秩父地方に古くから伝わる郷土料理です。平地の少ない秩父地方では、古くから畑作が行われてきました。収穫したジャガイモのうち小ぶりなものをいろりで焼き、味噌だれをぬって食べたのが「みそポテト」の始まりだと言われています。
3月の郷土料理は奈良県でした。
献立は「奈良茶飯、鶏の龍田揚げ、奈良のっぺ、にゅう麺、くずもち」です。
茶飯は奈良で発祥しましたが、庶民の間には広く普及しなかったそうです。茶飯を気に入った旅人が江戸に持ち帰り、江戸の浅草寺の付近に奈良茶飯の店が多くでき、「奈良茶」の目印を出して客を呼んだそうです。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」にも登場したことで一層有名になりました。「竜田揚げ」の「竜田」は、斑鳩町を流れる「竜田川」のことってご存じでしたか?魚や肉を醤油、みりん、生姜などにつけ込み臭味を取り、片栗粉をまぶして揚げた唐揚げを「竜田揚げ」を呼びます。揚げた時に醤油の色が赤くなり、ところどころに片栗粉が白く浮かぶようすが、紅葉が流れる竜田川に見立てられたことから、その名がついたと言われます。奈良の「のっぺ」は、里芋や大根、人参などを使った具だくさんの煮ものである。全国に「のっぺ」「のっぺ汁」はあるが、「奈良のっぺ」は、昆布や干ししいたけのもどし汁をだし汁として使った精進料理で、里芋が煮くずれて、自然にとろみがつくのが特徴であす。毎年12月17日に奈良春日大社で開催される「おん祭」のお渡り式に先立ち、15日に、おん祭を執りおこなう大和士(やまとざむらい)らが身を清める「大宿所祭」で大和士や参拝者らに「奈良のっぺ」がふるまわれるそうです。