「社会福祉法人 愛光会」は熊本市北区で様々な介護サービスを提供しています。
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今日は3月3日ひな祭りです。
今年は寒さが厳しかったせいかあいこうの庭の桃の花はまだ蕾です。
昼間の気温は少しづつ上がってきています。もうすぐ春がやってきます。
今日の陣立ては「バラ寿司、天ぷら、菜の花の和え物、すまし汁、果物」です。
天ぷらには「蕾菜」を使用しました。蕾菜は、学術的にはアブラナ目アブラナ科に属する野菜で、からし菜の変種とされています。生産および出荷が始まったのは2008年頃で、比較的歴史が浅い野菜です。蕾菜に多く含まれる栄養成分として、GABA(γ―アミノ酪酸含量)があります。チョコレートやココアの原料であるカカオにも含まれる成分です。蕾菜には100グラム中40ミリグラム含まれています。GABAにはリラックス効果などがあるといわれています。
おやつ(桜餅風ゼリー)
今月の郷土料理は長崎県です。
献立は「トルコライス、長崎サラダ、ヒカド(すまし汁)、びわぜりー」です。
トルコライスはトンカツ、炒め飯、スパゲッティ、サラダが1つの皿に乗った、長崎県の洋食屋メニュー。ナポリタンが定番で、ご飯はカレーピラフやサフランライスなどお店により様々です。トンカツにはデミグラスソースが一般的です。料理の発祥と名前の由来は不明で、トルコ料理説をはじめとして色々な説があります。長崎サラダは皿うどんで使用される細麺を活用した、麺料理にも位置づけられるサラダ。皿うどんと異なり、炒めない生野菜を使用するのが特徴。もとは日本赤十字社長崎病院の食堂メニューです。ヒカドは1.5cm前後の角切り野菜類の入った、昆布ダシの醤油味スープ。ゴボウ、さつまいも、レンコン、大根などの野菜を幅広く使用し、豆腐、鶏肉、マグロなどが具材として用いられることも。ポルトガル語で細かく刻むという意味のPicadoが名前の由来とされ、江戸時代に貿易で長崎に伝わった南蛮料理です。
1月の郷土料理は神奈川県でした。
献立は「梅ごはん、とん漬、焼売、けんちん汁、果物です。
とん漬のルーツは江戸末期にさかのぼる。当時の武士は、牛・豚・イノシシなど四つ足の肉を食べることを嫌っていたがある時、荻野山中藩(現在の厚木市近辺)に大勢の人が集まり、料理が不足してしまった。そこで何の肉か分からないようイノシシの肉に味噌を塗り焼いて出したところ大変好評となった。これがとん漬けの始まりだといいます。焼売:ア陽軒が南京街(現在の横浜中華街)で突き出しとして提供されていたシューマイにヒントを得て、具材に干し帆立貝柱を使い、冷めてもおいしい「シウマイ」を開発し、1928年に駅利用客に向けて販売を始めましたけんちん汁は現在では日本各地で食されていますが、建長寺では700年以上も前から食されており、一説によると、建長寺で修業した僧侶が各地に派遣されるとともに全国に広まっていったのだといいます。